本日の居酒屋です

フレンチのグランメゾンに相当する支払い額で、ホテルの鉄板焼き並みの食後感。 わざわざ行く必要ないというより、有名人からススメ行ってはいけない店であります。
期待が持てません。 メンチなど定食が六種ほど用意されていましたが、単品のオムハャシ一八五○円を注文。
創業以来値上げていないという五○円のボルシチとコールスローもつけました。 ケチャップライスにトロトロ卵、ハャシは思ったほどかかっておらず、コクがありません。
肉は変に味つけが濃い。 逆にボルシチは味が薄く、コールスローもイマイチでしたが、五○円ですから仕方ないでしょう。
ホールの女性はバイトなのか、サービスもお座なりで、同じ鰻価格の「ラミティエ」のディナーと比較にならないCPの悪さでした。 夜の二階は満席。

しかもほとんどの客が七五○○円の小皿料理を食べていました。 一八皿の一口料理と、締めにラーメンが出ますが、量は少なく、若いカップルは追加でオムライスなどを頼んでおりました。
どれも中途半端な安っぽい味。 ポーションも小さく、すぐ冷めてしまうのも問題でしょう。
単品として頼んだエスカルゴ(六個で一二○○円)は、ガーリックがきいていない。 タンシチュー(三二○○円)は、この値段ならもっとうまいフレンチの煮込みが食べられます。
二階では三○○○円になるオムハャシ。 この味では同価格でコースを提供しているフレンチやイタリアンのシェフが泣くというものです。
ワインはAOCメドックが四三○○円など安いものを用意していますが、一人一万円は軽く突破。 どこの洋食屋でも食べられるレベルだけに、わざわざ並ぶ、もしくは予約して行く店ではありません。
「ますたにラーメン」と行列の長さを競い合う。 三越本店の地下でお惣菜も売るが、イートイン・コーナ一階はカジュアルな町の食堂といった雰囲気で、オムライスやカレーライス、海老フライにハンバーグを気軽に楽しめる。
開業以来続けているというボルシチとコールスローの五○円ポッキリサービスがつとに有名で、お客はみな感心しているが、これってちょっとまやかし臭い。 どちらもキャベツの芯ばかりで、大量に使う千切りキャベツの残りを廃物利用している感じ。
味噌汁お替わり自由の定食屋、キャベツ食べ放題のとんカツ屋と比べて、どれほどの違いがあろう。 こちらは五○円だが、あちらはダダ同然だ。
一階の脇に立ち食いラーメンのスポットがあり、時間のないラーメン好きには便利だ。 心なしか以前よりスープが甘くなった鰻気がするのだが、最近はいろいろと種類が増えて、トムャン味噌風味の煮豚ランプアップする。

二階は一階とはガラリと趣を変えて、高級感も漂う。 昼はパワーランチ、夜はデートにも使えよう。
一階では一五五○円のチキンライスが二階では一二○○円。 ライス付き一五五○円のポークソテーもライスなしで二四○○円といった具合。
二階限定の小皿料理は試してもいいかもしれない。 才巻き海老のカクテル、白身魚の刺身、あわびの酒蒸しなどの一の膳。
蟹クリームコロッケ、若鶏のドリァ、ローストビーフ、タンシチューなどの二の膳。 最後に小さめのラーメンで締めくくる。
特選小皿料理になると一万四○○○円に値段がジャ感じません。 ボンといえば「罵倒シェフ」の元祖。
身内で固めたスタッフを、主人が怒鳴り雰囲気がよくなっていると思っていたのですが、DNAなのでしょうか、厨房を継いだ長男がオヤジそっくりの風貌で墾わらず怒鳴っておりました。 厨房にはおとなしい次男と二人、ホールは身内と思われる女性一人となっておりました。
ボンの料理は洋食のジャンルでしょうが、基本はにんにく調理。 昔を懐かしむつもりで同じ鰻メニューを頼もうとしたのですが、やめました。
高すぎるのです。 飽のサラダ。
漬け込んだ鞄を野菜の上にのせ、にんにくたっぷりのドレッシングとマヨネーズをかけたものですが、一万五○○円。 以前は七○○○円くらいで、それでも清水の舞台から飛び降りたつもりで頼んだくらいですから、今回は断念。

えびフライ(四七五○円)、タンシチュー(五二五○円)も五割ほど値上がっているようで、熟考の末これまた断念。 同じくにんにくたつぶりのシャリァピンステーキは、五○○○円が七五○○円に。
これも断念してはボンに来た甲斐がないと、無理して頼みました。 う−ん、ちょっとマイルドな味になってしまったのか、昔のほうがまだ美味しく感じました。
このシャリアピンステーキ、かなりの客が頼んでいましたが、最近他店で見かけないので一食の価値があるかもしれません。 ブラインドで食べたら、オニオングラタンスープと間違え鰻ボルシチ。
これまた「ボン料理」としてはもの足りない。 ビーフシチュー(三一五○円)は詰めが緩く、蟹コロッケは味が濃すぎと、このあたりは他の洋食屋と大差ないでしょう。
料理の高さのわりに、置いてあるワインはフランス南西地方のもので四○○○円台とまとも。 節約のためシャリァピン以外は安めの料理を頼んで、ワインも一本で抑えてようやく一人当たり六○○○円。
癖のある料理でオリジナリティはありますが、高すぎる。 昔通った人が懐かしさで訪問するならわかりますが、初めての人にはまったく必要ない店だと考えます。
すると、開店時間は午後六時五分とあった。 この五分に何を読み取るか?店主は物事にとことんこだわる人物なのか?単なる偏屈モノなのか?はたまた客をからかって喜ぶタイ店内にはオープンキッチン・カウンターとテーブルが五?六卓。

先客はカップルが一組のみ。 フロア担当は店主の奥方だろう、カップルのすぐ隣の席にわれわれを案内した。
その一画だけ卓同士が微妙に交差する配置になっており、これではお互いに干渉を受けてしまう。 一言断りを入れ、速やかにカウンターに移動する。
もうこれだけでサービスに対する評価はマイナスだ。 客に対する配慮は皆無に等しい。
厨一房のコック帽はメディアでもお馴染みの店主だろう。 字に曲がった口元は機嫌が悪いためなのか、その容貌だけで目の前の客にストレスを与えまくる。
噂に聞くように、忙しくなると本当にフライパンを床に放り投げるのだろうか?なんかこの店の原稿を書いていると、やたらに?マークが多くなるなぁ。 これってあんまりいい兆候じゃないだよなぁ・・・。
ビールは土地柄、エビスしかない。 想定の範囲内。
途中、駅前の「銀座ライオン」で同じメーカーの生ビールをという誘惑にかられたが、思いとどまっての直行。 最初にボルシチ(一四七○円)とポンサラダ(二六五○円)を頼む。
注文を通す奥さん(?)の声にかぶせるように「ボルシチはいくつ?」すごくトゲのある口調で問いただす。 運ばれたボルシチを見て驚いた。

こんなにデ力イ一人で食ったら、あとは何も入りゃしませんよ。 ナニ考えて!しかもこのボルシチ、本場ロシアのものではない。
にんにくがきき、レモンの厚切りまで浮いている。 不味くはないが旨くもなく、ただただ重い。
ポンサラダにもビックリ。 金魚鉢が出てきたのかと思った。
各種野菜に、ローストビーフ、ハム、ソーセージ、チキン、チーズとごっちゃ混ぜ。 値段を半分にしてくれ!とは言わぬが、常人の許容量ってもんがあるでしょうに。
肉を挽きすぎて、おでん種のツミレみたいになっちゃったハンバーグ(一三○○円)も、もちろんペケ。

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